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  • 長いポーチは雨の当たらない中間領域として計画しました。

    雨除けであり、日除けでもあり、視線を緩やかに遮る空間として造ったわけですが

    干し柿を吊るすスペースとしても最適です。
    住まいというのは本来「食」との関わり合いの中で発展した部分が大きくあります。
    僕はその名残でデザインするのではなく、この住まいのように実際に使ってほしいと

    思って計画しております。

    20161102

    サンルーム、パントリー、ポーチ、バルコニー、勝手口など居室と温度や環境の
    違う部屋は北国では特に有効であり豊かさをもたらします。
    方角や大きさ、造りなどをしっかりと検討すれば特別な装置がいらない
    自然エネルギーのシンプルな形です。

  • 20160920

     

    間も無く完成です。

    後は設備関係を残すのみ。

     

     

    写真のような一見なくても良さそうな中間領域は雪や雨風の軽減や食品の乾燥などに役立ちます。

     

  • 今更語る必要もないかもしれませんが、屋根の断熱はとても重要です。
    コストと施工の面からみても屋根の断熱厚手化はとてもやりやすく、効果も高いと感じています。

    20160630_1

    室内を暖かくするよりも涼しくする方が難しい。

    屋根の断熱は建物を涼しく保つ比較的簡単な方法なことは言うまでもありません。

    茅葺屋根に代表されるように実は日本には屋根断熱の歴史があります。

    板葺屋根も通気工法の代表例と言えるかもしれません。

    日本伝統の重ね合わせの技術。湿気が多い国だからその対策は欠かせません。

     

    気密工法は密閉技術だと言う方がいらっしゃいますが、それは間違いです。
    気密は半分閉じて半分開く。省エネルギーのためではありません。構造を守るためです。

     

    古来の技術を学ぶのは素晴らしい。しかしその技術を進化させなければ先人の方から怒られてしまいそうです。

     

    熱の移動は顕著です。弱いところに集まります。水が高いところから低いところに流れるのと同じです。

    夏の太陽は必ず屋根に多くあたりますからその対策は必然ですね。

  • 湯沢の家

    2016.06.17

    こちらもアップが遅くなってしまいました。

     

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    春から着工してる湯沢の二世帯住宅。豪雪地帯は雪への備えを第一に。雪国の流儀があると思います。

     

    質実なファサードに、幅広い世代に受け入れられるような建築にしなければいけません。

    そして次の世代にも使ってもらえるよう簡素に慎ましく。

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    もちろん開口は大きく外部を取り込める設計ですが、中間領域を特に大事にしています。
    親類、ご近所さんも集まって頂いての大々的な上棟式。いいものですね。

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