当社におきまして誠に勝手ながら、下記の通り休業させていただきます。
【休業期間】2024年12月29日(日)~ 2025年1月5日(日)
2025年1月6日(月)より通常業務を行います。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い致します。
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2024.07.28
今年も雨の被害が続いています。去年秋田市では浸水被害があり我々もその対応に追われました。最優先で取り組ませて頂きましたが、不安な夜を過ごした方も多かったと思います。秋田県立大学の長谷川教授からも木材の水分量などを調査して頂き、腐朽に繋がらないようエビデンスも担保しながらの作業だったことを思い出します。住宅の浸水から見えてきたことは気密性が高くなっている昨今の建築は隙間の侵入も無くはありませんが、浴室や便器などからの逆流の可能性に備えておく必要がありそうです。外部の排水桝から水圧で逆流してくるのです。あまり考えたくありませんが、去年のように危険が伴いそうな場合は土嚢やをご用意頂き便器に詰め込んで出来れば便座にテープを張ってください。浴室の排水も同様排水栓にテープを張って浴槽に水を入れて下さい。便器と浴槽を優先するのは排水が低い位置にあるからです。キッチンや洗面も可能性があることをご承知おき下さい。
もう一つ考えておかなければならないことは、近年の豪雨はもちろん地球環境の変化もあると思います。しかし植林と皆伐を繰り返した保水能力が減った山は土砂崩れはしやすく、アスファルトとコンクリートで覆われた住宅地の庭は道路側溝に雨が排水されてそれらがいずれ川に集まるのです。流れやすい山水、広い面積から一度に集まる平地から水を受け止める河川もそりゃあキャパオーバーです。天災と思われがちですが、人災による部分も大きいのでは?庭の草むしりなど水害に比べれば大したことではありません。土の保水能力を今一度考えていきましょう。
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