スペシャルコラム

  • 平成27年2月25日 札幌市。ついに僕はルーツというか
    思想の原点というか、とにかくたどり着きました。

    そしてそれらを深くまで理解するのはかなり難しい…。
    けれどもいつかはその境地まで行きたいと思った旅でした。

    旧荒谷邸は北海道大学名誉教授の
    荒谷登先生のご自宅でした。

    40年近く経った今でもそのすばらしさは
    変わらず、当時から断熱と蓄熱の
    重要性を表現した住宅と言えます。

    現在はエネルギーコンサルタントの方が
    意志を引き継ぎ住まわれているようです。

    荒谷先生はこの住宅を建てる前に「冬型」建築の実証は終わっており、
    北海道の誰もが認める夏の良さを実践したのがこの旧荒谷邸とのこと。
    現在にわかに断熱のことが騒がれておりますが、
    40年も前にこれほど完成された住まいがあることに驚きを隠せません。

    旧荒谷邸の存在は前から知っておりましたが、実際見てみると
    建築としていかにすばらしいかがわかります。
    熱の原理を知り尽くした荒谷先生だからこそ出来た住まいだと思います。
    ようやく見れた旧荒谷邸。感激でした。

    旧荒谷邸は住まい方、メンテナンス、日本の技術を生かした計画などなど
    建築としての魅力もしっかりと備わった住まいだと感じました。
    いくら熱性能に優れていても息のつまるような住まいもあります。あくまでも温熱環境は建築の一部のファクターに過ぎません。整えるべき部分はたくさんあります。

    ちなみに本州にも古くからこのような住宅が建っているのを一つだけ知っています。
    盛岡の長土居邸です。築27年(26年だったか?)

    この住宅も工夫が凝らされたすばらしい建築です。
    暖房感や蓄熱、断熱、仕上げなど勉強になるところばかりです。

    僕は長土居さんからたくさんのことを
    教わりました(これからもご教授頂きますが)

    長土居邸を見て建築感が変わった人は
    僕だけではないと思います。
    現に僕以外に一人知っています。

    長土居さんも旧荒谷邸を参考にしたと聞きました。

    長土居さんはDotプロジェクトの事務局長。
    Dotプロジェクトの座長の佐々木先生は
    荒谷先生の門下生。
    副座長の本間先生も荒谷先生の門下生。

    荒谷イズムは脈々と受け継がれておりますね。
    ドットプロジェクトと長土居さんのホームページ
    良かったらのぞいてみてください。

    // ドットプロジェクト  http://www.dot-p.com/
    // 長土居さんのホームページ  http://nagadoi.sakura.ne.jp/

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