間が空いてしまいましたがツアー報告その2。
全体ツアーが終わり一部の仲間と友のいるベルリンへ。
友と言っても去年会ったばかりのドイツ在住日本人建築家金田真聡さん。
妙にウマが合うということもありますが、僭越ながら志が同じというのは嬉しい。
金田さんの方がやることも目標もビッグですが。
ベルリンは初でしたが、金田さんの熱のこもった案内で色々と知ることが出来ました。
在住とはいえ街づくりや歴史に本当に詳しい。
ベルリンといえばやはり壁ですが、ドイツは街づくりや教育まで大戦の反省をしっかり生かしているのが伝わる。
だからエネルギー大転換や移民受け入れを出来る思想になるのだろう。
右から釜石の横山さん、金田さん、多賀城の菊池さん。ツアー中はヒゲを生やすという勝手なジンクスがある。
都市計画のジオラマ。とにかくベルリンは都市計画が素晴らしい。
白が既存で茶色がこれからの建物。壁面線や高さが都市計画で決まっているので建設前でもジオラマが完成する。
日本は確認申請が出るまでどんな建物が建つかわならない。
東西と南北に走るベルリン中央駅。これにより表と裏に街が分断されない。西と東に分断歴史がある国ならでは。
連邦議事堂。メルケル首相はいなかった。
ユダヤ人犠牲者の石碑。畏怖の念が感じられる。
ベルリンの壁。これが155㎞もあったとは。戦争に正義などない。
1月のベルリンは秋田よりかなり寒い。凍りついた大地からの冷気が凄まじい。
手足がかじかみながら丸一日外を歩く。
カプチーノがうまい。こうなると秋田の雪も悪くない。うん。雪国は多湿ですもん。
というわけで正味1日半のベルリンを後にして日本に帰ってきました。これからも友との交流は続く。