かなり間が空きましたが、スペシャルページを更新しました。
お時間がありましたらご覧下さい。
スペシャルページはかなり主観で勝手な事を述べていますのでご了承下さい。
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Dotプロジェクト主催のQ値・UA値計算講習会です。
当社からも過去に複数名参加させて頂きました。
改正省エネ基準が施行間近となり準備万端の方もこれから!という方もかなり内容の濃いセミナーですので
有意義なものになると思います。
いまやUA値が標準になりそうですが床面積で割る方式は海外でもスタンダードですし、日射取得を取り入れてしまうと
損失を減らすことがおろそかになりそうで僕はQ値基準というモノサシはこれからも必要だと考えています。
今更Q値計算…? と思われる方もいらっしゃると思いますが、内容は深いです。
僕もDotプロジェクトのQ値計算指導員を持っていますが、課題は超ムズカシカッタ(T_T)
設計業務にも影響する内容だと思います。
前々回の講習会には僕も参加させて頂きましたが、いつも定員オーバーになるほどの人気セミナーですので
申し込む方はお早目の方が良いと思います。
構造は木造。まぁいつものことですが、木造は他構造より熱を伝え難いにくいので
省エネルギー住宅に向いていると言えます。
ただし普通の在来工法の接合部ではRC造や鉄骨造のように剛接合にならないので
どうしても開口部の設計に制限があります。
一度は「ラーメン?」と思いますが、ドイツ語で「額縁」の意味。
骨組の接合部を剛接合したものを言います。これにより大開口部が造りやすくなります。
最近では公共建築物の木質化が進んでおりますが、木造ラーメンも現代木造の一役を担うと思います。
今回は秋田県立大の板垣先生が考案した木ダボ接合による木質ラーメンを一部に採用させて頂きました。
大工さんが手刻みで接合を造ります。
工場で大がかりに生産するのではなく、現場で製作することに意味があります。
しかも割と簡便に(怒られそう)アナログ製作は作業効率こそ悪いですが、手仕事で行うことは
職人さんの技術向上と現場作業してもらう喜びがあります。
これから製作します。
この現場は工事に使用する仮設電気(工事用電気)も外部のインフラに依存していません。
太陽光発電は正直あまり好きではありませんが、現状の家庭用発電設備としてはシステム面や
コストを考えると現実的です。
ということで工事の電気も太陽光発電で行います。
(どうしても間に合わない時は工事中のみ発電機使います。スミマセン)
巷で話題のスマートハウスやゼロエネルギーハウスは10kW前後の大容量を自慢しておりますが、
この家はたったの2.4kW。
家庭の消費電力の7割は暖房や給湯のエネルギーですから、それらを除けば実は電気使用量はかなり少なくて済みます。
電気は大事なエネルギーですから、「たくさん創ってたくさん使う」という発想はザルに水を通しているようなものです。
少ない資源で最大効率を考えなければ、太陽光発電だって地下資源ですからまた同じことの繰り返しになります。
初めての試みで職人さんにはご迷惑をおかけしますが、限られたエネルギーです。
まずやってみることにします。
またも北の大地へ旅立ちました。
北海道は僕にとって何か特別な土地です。
澄んだ気持ちのいい空気を支笏湖で吸ってから旅の始まりです。
出張や研修は遠くに学びに行くことが良いのではなく、その土地独特の空気を感じることが大きな目的です。
人との出会いも大切です。
いつもの友と親交を深めることも素敵なことです。
旭川の駅はまさに木のまちを彷彿とさせます。タモ材で揃った木の駅舎内は圧巻。
北海道プライドを感じます。
今回は木工製品を目当てにきましたので、とりあえず旭川家具ショールームへ。
旭川の有名どころと言えばカンディハウスですが、他にも大小様々な木工家具メーカーがあります。
イタリアの大ブランド、アルフレックスも今は旭川で生産されています。
旭川の木工は一定の会社に偏ることなく、地域全体で仕事を受注する体制ができているようです。
若手のデザイナーや職人さんとも交流する機会がありました。
根底に流れているのは確かな技術だと思いますが、それ以上に旭川の一丸となった力強さを感じました。