結婚式に参列のため東京へ。
週末だったので打ち合わせは入れずに青山ブラブラをすることに。
家具や水回りを中心に見てきました。
einteriors
イタリアのキッチンブランドBoffiなどもありました。
B&B
bulthaup
jaxson
いい色に焼けた木のドアと真鍮のハンドル(おまけ)
こういうの見るとやっぱり木の経年っていいな~って思いますね。
先週東京で重要な打ち合わせがあり、先方の指定で大丸の千疋屋で
お茶をすることに( 一一)
僕の勝手なイメージで恐縮ですが、男3人、千疋屋でフルーツケーキセットを
食べるとは夢にも思いませんでした。
内容は上々。面白いことが今年起こりそうです。
さて、打ち合わせが終わりちょうど同日に開催予定だった松屋銀座のデザインギャラリーにて
「日本の杉の家具展」が行われていたので見に行くことに。
今回、飛騨産業が中心となり開発された杉を圧縮した家具が披露されておりました。
家具に不向きとされていた杉でしたが、圧縮することで堅く強度をだすことに成功。
圧縮しながら曲げ加工することで曲線も自在に。
材がちょっと黒くなってしまいますが、堅木と変わらない質感は確かに家具向きでした。
ただ椅子にはちょっと重いかな。
建築・家具に限らず木の可能性はまだまだあると思います。
この取組みもすばらしい。杉の未来があると感じました。
トークセッションの際にこんな質問が出ました。
「杉の柔らかさを生かしたまま製品に出来ないものか」
するどく、そして挑戦的な質問です。
トークセッションには深沢直人さん、川上元美さんなど有名デザイナーの面々です。
この質問には「その通りです」と。杉のやわらかい質感はとても好きだし
そこらへんが課題だとも。
杉を消費しなきゃいけないという生産側からの意見と、実際それらを購入する側の意見と…ジレンマがありますね。
これからも改良を加えることで人間はまた一歩木を理解するのでしょうね。
いずれにしろ杉の圧縮材は注目です。