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  • 国産材プロジェクトは熊本に続き北海道へ。

    あいにくの雨でしたが、熊本に比べればなんとも快適な夏です。今回の目的地は函館から車で一時間ちょっとの知内町。

    道産材の床材の開発です。北海道には床材に使える広葉樹がかなり豊富にあるイメージです。

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    昔はたくさんあったフロア工場もニーズの減少と共に衰退。しかし地元の熱い思いを持っていた建築関係者が工場を

    復活させました。

    課題は少なくないですが、最高の商品にしたいと皆知恵を絞っております。「そんなに違いが出るの?」と言われ

    そうですが、広葉樹製材も奥が深く原木からの材料の取り方や加工の仕方でまるで違うものになります。

    狂いや反りが少なくかつ木目が美しい床材を目指して細かな努力をされておりました。

     

    例えば桟積み。天然乾燥段階で材が極力曲がらないように材料の間に挟んでいる「桟」のピッチを狭める、桟の大きさを

    揃えるなど実はかなり面倒な作業をしています。反り止め加工や材選定なども重要な項目です。

    僕も僭越ながら色々と意見をお伝えしましたし、もちろん現場で張る大工さんも注意が必要です。



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    それでも無垢材は狂いを完全になくすことは出来ません。だからと言って積層になったフローリングを使うつもりはありません。

    無垢材にはそれだけの良さがあるからです。

    この床材の製品化は最終フェーズに入っているようです。「国産」ということを抜きにしても目の詰まった美しい材料は

    価値があると確信しています。少しの狂いは大目に見て頂ければと思います(――;)