話題作だった東大の前真之先生著書です。セミナーを聞いたり、直接お話させて頂いても
率直な物言いがとても好印象で楽しい方です。
古臭いエコハウスの考え方を刷新するとても分かりやすい本だと思います。
何事も雰囲気だけで行ってはいけないということですね。
僕の考えるエコロジーなデザインとは性能や機能を正しく組み立てればおのずと美しい表現が
出来ると思っています。逆に言うと意匠を優先すると何も根拠のない場合が多いように思います。
ディテールを構成する要素は例えば、
欠損が少ない、歩留りが良い、耐久性がある、雨仕舞いが良い、交換しやすいなとなどその部位に
よって求められるものは変わります。一見簡素に納められたディテールは実はものすごく繊細にかつ
手間がかかっているなんてことも良くあります。
窓の設計なんかはそのあたりが如実に表れることが多いですね。
話がそれましたが、ご興味あれば読んで見て下さい。