昨日は秋田市内で東京大学工学部の前准教授のセミナーがありました。
とても分かりやすい、そして大学の研究者の方には珍しく主観が端々に
交ざっていて楽しい内容でした。
その中で一つ面白いデータがあったのでご紹介します。
2011年、日本は約20兆円分の化石燃料を海外から買っています。
(貿易収支で20兆円です)
自動車の貿易収支は+12兆円。せっかくトヨタやホンダが稼いで
くれた貿易黒字ですが、自動車を輸出した金額では燃料輸入代を賄え
ないそうです。
国がCO2削減の頼りにしていた原発もあてにならなくなり、いよいよ
国交省も本気で『省エネ』に乗り出しております。
発電に頼ったスマートハウスでは限界があります。
経済性と快適性を考えたら『省エネハウス』に向かっていくのが必然
だと思います。