東日本大震災から二年以上も経過し、被災地ではまだまだ復興には遠く及ばないと聞いております。
被害が少なかった僕らには、被災した方々の気持ちを汲むのは本当の意味で難しいかもしれません。
しかしその過ちを繰り返さないように行動していくことは現代に生きる我々にとってとても大切なことだと思います。
6/15(土)に福島県浪江町の実情をお伝えするシンポジウムを開催するようです。
これは大曲の心ある方々が計画したもので、他地域のために行動をするすばらしい活動だと思います。
当社スタッフも微力ながら参加させて頂きます。
締切は過ぎましたが、まだ定員に空きがあるようでしたのでご都合のつく方はぜひ参加してみてください。
現在仙台近辺では復興の建設ラッシュが続いています。3~5年限定で大手ハウスメーカーの営業所や
建材メーカーの工場が仙台近郊に進出し、一時的な利益を得ようとはりきっております。
それって本当に復興のためでしょうか?
直近はそれでも良いかもしれませんが、5年後どうなるでしょう。大型建設ラッシュが終われば、
ハイさよならです。今までの市場は崩され、積み上げてきた技術を継承するどころの話ではないでしょう。
商売をするにもただ物を売るだけでは発展にはつながりません。しっかりとした理念を持って活動を
しなければ表面だけのペラペラなものにしかならないと思います。
震災以降も僕らはスタンスを変えていません。回りの方々のエネルギーへの関心の高まりは必然だと思います。
住まいとはどうあるべきか、又は変わり続けるかをこれからも追及していきたいと思います。